巨人メルセデスが鬼門の六回で降板…今季の中継ぎは負担大

公開日: 更新日:

 この助っ人左腕が先発する日は、序盤からブルペンが大忙しだという。

 巨人がDeNAに逆転負けを食らった1日の試合。四回まで無失点投球だった先発のメルセデス(26)が案の定、おかしくなった。五回に先頭の大和にソロ本塁打を被弾。なんとか後続を抑えたものの、六回2死から死球で出塁を許すと、続く代打の中井に安打を打たれたところで、たまらずベンチから原監督が飛び出し、交代を告げた。

「昨年のメルセデスの失点をイニング別に見てみると、六回が最多の14失点。六回以降の防御率は9点台と、好投していても試合中盤を迎えると別人になってしまうことが多かったのです。スタミナの問題なのか、集中力の問題なのか。いずれにしろ、メルセデスの登板日はリリーフ陣が早めの準備を強いられるわけです」(チーム関係者)

 六回途中から鍵谷、中川、沢村とつなぐことになった継投策は、八回の1死一、二塁から登板した5番手の高木が火消しに失敗。満塁とピンチを広げ、オースティンに3点三塁打を浴びて試合をひっくり返された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇