コロナ再び猛威…プロ野球“有観客開催スタート”の間の悪さ

公開日: 更新日:

 しかし、いくらコロナ対策をするとはいっても、感染者が急増する中で観客を入れること自体、リスクが伴う。観客に飲食を許可すれば、マスクを外す機会も増える。

■韓国はいまだに無観客

 日本より一足先に開幕した韓国では、座席での食事や酒の販売を禁止することで、7月上旬から有観客開催に移行する予定だった。が、7月に入って連日、全国で新規感染者が50人以上発生したこともあり、延期が決定。日本よりも厳しい対策を取った。感染者数が少ないにもかかわらずだ。

 日本ハムはこの日、観客の入場制限が収容人数の50%に緩和される8月1日のオリックス戦(札幌ドーム)について、予定していた2万人ではなく、5000人のままで開催すると発表。そういう球団も中にはあるが、先走りの結果、再び無観客に逆戻りしないとも限らない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動