田中将大の打球直撃を考慮…“楽チンローテ”はアダになる?
打球直撃による軽度の脳振とうで別メニュー調整が続いたヤンキース・田中将大(31)が21日(日本時間22日)、実戦形式の打撃練習に登板。長距離砲スタントンの打球を頭部に当てた4日(同5日)以来のマウンドで打者5人に対し20球を投げた。
アーロン・ブーン監督によると、26日(同27日)にも再度、実戦形式で登板し、レギュラーシーズン初登板は31日(同8月1日)のレッドソックス戦を予定しているという。
田中は復帰後、総額約350億円でアストロズから移籍のエース右腕コール、左腕パクストンに次ぐ3番手を務める見込み。
指揮官はコンディションに不安のないコール中心のローテになると明言しており、開幕から出遅れた田中は余裕を持った登板スケジュールになる。仮に31日のレッドソックス戦で復帰してローテ通りなら、レギュラーシーズンは計11試合の登板となる。途中、試合のない日もあり、中4日は5試合、中5日以上は6試合。中4日の登板が続くのはレギュラーシーズン最後の2試合だけで、休養十分でマウンドに上がることになる。