田中将大の打球直撃を考慮…“楽チンローテ”はアダになる?
楽な登板間隔は、脳振とう明けで、右肘に不安を抱える田中の負担を減らすためだが、指揮官の配慮は裏目に出る可能性もある。
渡米当初は中4日のマウンドに苦戦し、結果が伴わなかったが、ここ数年は順応してきた。昨季こそ、中4日は防御率5・18、中5日は15試合で同3・51とデキの悪さが目立ったものの、一昨年と、その前年は2年続けて中4日の方が防御率が良かった(一昨年は中4日が3・29、中5日が4・95、17年は中4日が4・04、中5日が5・21)。
体や調整のリズムが中4日に適応しつつあるだけに、登板間隔を空ける配慮がアダにならないか心配だ。