J監督初の陽性も鳥栖 コロナトラブル“九州由来”続発の苦悩
「まったく予断を許さない新型コロナ禍でのリーグ運営ですからね。新たに直面する状況を把握しながら<まずは試合を開催する>ことを第一目標に据え、状況に応じてベストと思われる<対症療法を講じる>ことしか手だてはなく、J幹部たちの苦悩が容易に想像できます。それにしてもJリーグでは<九州由来のトラブル>が目立つ。7月31日に福岡の選手に陽性反応が出て埼玉での大宮戦が中止され、8月1日にはFC東京―鳥栖戦の前に<鳥栖選手に発熱者>の情報がFC東京に伝えられ、2―3で敗軍の将となったホームのFC東京・長谷川監督が『安心が担保できない中で試合はやらないべき』と苦言を呈した。そして今回の<鳥栖の体調不良監督が茨城で采配を振った>です。Jにとって非常に頭の痛い事態でしょう」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
これからもJの苦悩は続いていく――。