プロ野球打撃タイトル争い 好調の秘密と課題=セ・リーグ編
佐野恵太(DeNA 外野手・25歳・4年目)
【打率1位=.333】(8月23日現在)
広島の広陵高から明大。エリートの経歴ながら、16年のドラフト9位で指名された。全体で87人中84番目。セ・リーグの中では最後の指名選手で、滑り込みでプロの舞台にたどり着いた。
そんなドンジリ男は、ラミレス監督によって引き上げられ、いきなり開幕一軍入り。昨オフには米大リーグ・レイズに移籍した筒香に代わり、新主将に任命され、開幕から4番に座る。
明るい性格でムードメーカー。昨オフ、明大時代の同級生と結婚したが、いきなりやらかしてしまった。
「ハワイへ新婚旅行に旅立つ直前、パスポートの期限が切れていたことが分かり、ハワイ行きは断念したそうです。ちょっと抜けたところがあります」(DeNAのチーム関係者)
新妻は在学中にアスリートフードマイスターの資格を取得しており、食事面からサポートをしてもらっている。リーグ優勝と首位打者の両取りを手土産に、このオフこそハネムーンをやり直したいところだ。