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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

692日ぶりの勝利 阪神藤浪の変化と進歩を感じた「死球後」

公開日: 更新日:

 特に死球。これは先週書いたことだが、藤浪が与死球後に動じなかったことがなによりも収穫ではないか。しかもヤクルトといえば、かつて藤浪が畠山和洋に頭部死球を与えて乱闘にまで発展した因縁のチームだ。

 また、七回途中で降板するまで、藤浪の球数が今季最少の90球だったということにも注目したい。被本塁打2は少し気になるものの、藤浪の確かな変化と進歩を感じた復活星であった。

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