全米OPで痛恨の失格 ジョコビッチが4回戦でまさかの敗退
優勝候補が想定外の事態で姿を消した。
第1シードで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)が6日(日本時間7日)、パブロ・カレノブスタ(29=スペイン)との男子シングルス4回戦で失格処分を科された。
ジョコビッチは第1セット終盤、プレー中断中に壁に向けて打ったボールが線審の首を直撃。コート上で大会スタッフらと協議した結果、四大大会の規則で禁じられている「危険行為」と見なされ、場内に失格がアナウンスされた。
失格を宣告されたジョコビッチは不満そうな表情を見せながらも、相手選手や主審と何事か挨拶を交わすと、会見には応じずに会場を後にした。
ジョコビッチが今大会で稼いだポイントは無効となり、賞金も剥奪される。