ロッテは巨人から澤村獲得 パ球団が狙うセの余剰戦力は?
某球団のフロント関係者が「阪神では、先日の巨人戦で11失点を喫した藤浪や、16年新人王を獲得しながら今季は32試合で打率・121と低迷する高山がくすぶっている」と指摘すれば、球界OBは「DeNAの捕手、伊藤光はパ・リーグの経験がある」と、こう続ける。
「18年途中にトレードでDeNA入りし、昨季は捕手ではチーム最多の84試合でマスクをかぶり、打率・254、8本塁打、27打点をマークした。しかし、今季は7月18日の巨人戦、今永とのバッテリーで二回に3失点を喫し、その回限りで途中交代。翌19日に二軍降格となった。ラミレス監督は、伊藤がマスクをかぶった際の防御率の悪さを問題視していた。現状、戸柱が主戦として機能し、嶺井、高城も先発投手次第でマスクをかぶっている。二軍には若手の山本も控えており、伊藤の出番は限られるだろう。今年から4年契約を結んでいるため、そこをどうクリアするか。中継ぎ左腕の砂田も、二軍では22試合登板で防御率0・43をマークしながら、今季は二軍暮らしが続いており、狙い目です」
澤村に続き、アッと驚くトレードが成立するか。