レイズ崖っぷち…世界一でも本拠地移転の苦しい台所事情

公開日: 更新日:

 筒香嘉智(28)のレイズが、崖っぷちに追い込まれた。

 日本時間26日のワールドシリーズ第5戦は、サイ・ヤング賞左腕カーショーら計4人の投手陣相手に7安打しながら2得点。四回にはマーゴーがワールドシリーズ18年ぶりとなる本盗を試みたが失敗。奇襲も実らず、2勝3敗と王手を許した。

 同28日の第6戦はエース左腕スネルを先発に立てて巻き返しを図る。2度目のワールドシリーズで球団史上初の世界一がかかるレイズ。ワールドチャンピオンまで上りつめようが、ドジャース相手に敗退しようが、今後は本拠地移転を強いられそうだという。

 レイズは、ヤンキース、レッドソックスら、メジャーを代表する金満球団と同じア・リーグ東地区に所属しながら、1998年の球団創設以来、すでに6度のポストシーズン進出、3度の地区優勝を果たしている。若手主体でチームを編成し、年俸総額を抑えながら、一定の成績を収める運営方法は高く評価されている。メジャーでは優等生の位置付けながら、ビジネス面ではMLBのお荷物球団だ。2019年の収入は約277億円で、メジャー30球団中25位だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  2. 2

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  3. 3

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  5. 5

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  1. 6

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 7

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  3. 8

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 9

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  5. 10

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    白石麻衣&菊池風磨の“熱愛報道”に驚きの声も…「安田くんじゃなかったの?」のワケ

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 5

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  3. 8

    羽生結弦「30歳の挑戦」…プロ転向から2年半「毎回五輪での記録を更新する気持ちでやっています」【独占インタビュー】

  4. 9

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  5. 10

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃