レイズ筒香はオフ覚悟…“渋チン球団”は1年目でも容赦なし

公開日: 更新日:

 レイズ・筒香嘉智(28)の出番がメッキリと減っている。

 ポストシーズン(PS)はここまで13試合中5試合に出場しただけで、13打数2安打の打率.154とカラッキシだ(日本時間17日現在)。

 日本人ルーキーがベンチを温めている間、同じ新人でキューバ出身のランディ・アロザレーナ外野手(25)が打線を牽引。ヤンキースとの地区シリーズから、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ15日5戦目までに6本塁打を放っており、新人によるPS本塁打記録に並び、筒香から左翼の定位置を奪った。

 仮にチームがワールドシリーズまで駒を進めても、アロザレーナが好調なため、筒香に出番はない。三塁やDHでの出場機会も限られ、相手先発が左腕の際は、スタメンを外されるだけに、控えに甘んじるしかないのだ。

 筒香は昨年12月に2年総額1200万ドル(約12億6000万円)と低予算のレイズにしては好条件で入団。今季の年俸は約5億円で、野手ではチーム2番目の高給取りながら、レギュラーシーズンは51試合で157打数31安打の打率.197、8本塁打、24打点。働きは金額に見合わなかった。来季の年俸は7億円に跳ね上がる契約だけに、不良債権化するのは必至だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853