頼みは大谷復活…低迷エンゼルスが危惧する深刻ファン離れ
ドジャースとレイズが世界一をかけて戦うワールドシリーズ(7回戦制)が20日(日本時間21日)に開幕。ドジャースと同じロサンゼルスを本拠地とするプロバスケットボールNBAのレイカーズは今季、10年ぶり17度目のファイナルを制覇した。
ともにロスの名門球団のドジャースとレイカーズが同じ年に頂点に立てば、ド軍が世界一になった1988年以来32年ぶりのこと。レイカーズの大黒柱でファイナルMVPのレブロン・ジェームズ(35)は自身のSNSに「さあ、最後まで仕事をやり遂げよう」と記してドジャースに期待を寄せるなど、LAのスポーツファンの間では両チームによる同時優勝を待ち望む声でもちきりだという。
レ軍に続いてド軍も頂点に立てば、同じ加州を本拠地とするエンゼルスは蚊帳の外に置かれそうだ。
来季、エンゼルスを取り巻く環境はシビア。今季はコロナ禍で中断を余儀なくされたNBAは通常10月のレギュラーシーズン開幕を来年1月に実施する予定。日程や選手のコンディショニングを考慮して7月開幕の東京五輪にはドリームチームを派遣しない方針だ。