DeNAエースと4番が大幅増 梶谷&井納の巨人流出はむしろ吉
今季はコロナ禍で、球団の収入は大幅減となった。厳冬更改が予想されたものの、多くの選手がホクホクである。前出のOBが言う。
「来季は先発(井納)、リリーフ(パットン)、一塁(ロペス)、中堅(梶谷)の4つのポジションが空く。一塁は助っ人のソトを固定するプランがありますが、投手、野手ともに一軍で活躍するチャンスが増えることは間違いない。若手と中堅が入り乱れてポジション争いをし、選手同士が刺激し合えばチームは活性化する。そもそもDeNAはドラフトと育成に軸を置いたチームづくりをしている。梶谷、井納の巨人流出は一時的に戦力ダウンになっても、チーム内の競争力が高まることでむしろ、戦力が底上げされるのではないか」
巨人は、梶谷、井納の両取りに左うちわだろうが、2人が抜けたおかげでカネとポジションを用意することができるDeNAに足をすくわれるかもしれない。