MLBはコロナ禍でも通常開催へ…楽観方針でNBAの二の舞懸念
昨季の日程変更でオフシーズンを通常の約4カ月から約2カ月に短縮したため、休養や調整がままならず、昨季のファイナルMVPレブロン・ジェームズ(LAレイカーズ)が足首を痛めるなど、故障を抱える選手は少なくない。選手の相次ぐ離脱で、傘下のマイナー選手を昇格させてメンバーを確保しているチームもあるため、試合の質の低下も叫ばれている。
昨年7月末のシーズン再開から厳重な感染防止策を施し、プレーオフ期間中は1人の感染者も出さなかったNBAですら“パンデミック”に陥っている。監督、コーチ、スタッフも含めればNBAよりも多いMLBでは深刻な状況を招くのは必至だ。NBA同様、離脱した主力に代わってマイナー選手をプレーさせれば、今季のMLBも低レベルな試合が展開されそうだ。