MLB公聴会始まる 大谷翔平の狙いは二刀流の“価値”アピール

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 前年に条件を満たしていない大谷は昨季、特例として唯一、二刀流登録を認められた。右肘の故障などもあって登録は先送りされたものの、今季は投打の二刀流として完全復活が見込まれる。バレロ氏は今オフ、年俸の大幅増も狙っているとみられる。

 2018年に大谷が新人王を獲得した成功例に倣って他球団もツーウエープレーヤーの育成に励んでいる。エンゼルス・ウォルシュのように救援で登板しながら、一塁や外野の守備に就く「リアル二刀流」まで現れ、今後もツーウエープレーヤーは他球団にも波及するのは必至だ。バレロ氏はレッズ傘下のマイナーで二刀流をこなす有望株のハンター・グリーン(21=右投げ右打ち)を顧客に抱えており、今回の大谷の年俸調停の結果は、今後の二刀流選手の前例となる。

 公聴会では二刀流の価値をどこまでアピールできるか。

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