大谷“リアル二刀流”は想像絶する消耗…今後の課題浮き彫り
「リアル二刀流としてのサイクル、リズムが確立するまで1カ月はかかるでしょう。ただ、先発投手だけ務めるのとは異なり、言うまでもなく二刀流は身体への負担は大きい。今後は疲労から投げ込み、走り込みなど本来の投手としての調整がおろそかになりかねないのではないか。シーズン序盤は乗り切れても、疲労がピークに達する夏場以降に対応し切れるかどうかは不透明と言わざるを得ません」
「歴史的快挙」の陰で、今後の起用法、調整法の課題が浮き彫りになった。
■ふくらはぎ異常なし
その大谷は6日のアストロズ戦で今季初めてスタメンを外れた。前夜、痛めたふくらはぎに異常はなく、ジョー・マドン監督によれば、代打での出場は可能だという。