巨人が広島エース大瀬良狙い 苦手選手“FA引き抜き”へ照準
巨人の菅野智之(31)が開幕戦以来、2週間ぶりに復帰した。
9日の広島戦に先発。初回に先頭打者の菊池涼、4番の鈴木誠に一発を浴びた。1イニングに2発を浴びたのは、2019年5月以来2年ぶり。初回の先頭打者に本塁打を打たれたのも、同年6月以来2年ぶりだった。それでも二回以降は無失点。7回111球を投げて4安打2失点だったが、味方の援護なく、試合は0―2で敗れ、敗戦投手となった。
3月26日のDeNA戦で開幕投手としてマウンドに上がり、6回3失点。登板後に足に違和感を訴え、30日に登録抹消となった。先発ローテーションを1度飛ばし、この日のマウンドに臨んでいた。
昨オフにポスティングシステムを使い、メジャー球団と交渉したものの、契約には至らなかった。ひとまず巨人に残留することを決めた会見で「まだアメリカに挑戦するチャンスは残っている」とキッパリ言った。順調なら今季中に海外FA権を取得する。