大谷が驚異のパワー増でMLB「抜き打ち検査」の標的に…!
打撃好調のエンゼルス・大谷翔平(26)も小休止か。
日本時間15日のロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数無安打1四球、2三振。連続試合安打は6で止まった。
試合前には、ブルペンで23球を投げ、右手中指にできたマメの回復をアピールしたが、今季ここまでバットでは快音を響かせている。今回のロイヤルズ3連戦では初戦で放った右越え二塁打の打球速度は史上5人目の119マイル(約191・6キロ)を記録。続く第2戦では飛距離131・3メートルの特大の4号アーチを放つなど、並み居るメジャーの強打者も顔負けのパワーを見せつけているのだ。
大谷は昨オフ、これまで以上にウエートに励み、上半身、下半身ともビルドアップに成功した。強烈な打球を放っているのはパワーアップのたまものと言えるが、疑惑の目を向けられかねない。
90年代に本塁打王を争ったマグワイア(カージナルス)、ソーサ(カブス)の2人による禁止薬物使用が発覚して以降、長距離砲にはドーピング疑惑がつきまとうからだ。