大谷“走攻守”3役こなし全試合出場 フル稼働に専門家も懸念

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(26)が「走攻守」の3つの役割をフルにこなしている。

 投げては3試合で1勝0敗、防御率3.29。打っては22試合で88打数25安打の打率.284、7本塁打(メジャー2位タイ)、18打点(同11位タイ)。チームトップの3盗塁をマークしている上に、日本時間25日のアストロズ戦では、メジャー初の左翼守備にも就き、まさに「三刀流」の働きだ。同27日のレンジャーズ戦で1072日ぶりの白星を手にした翌日も「2番・DH」でスタメン出場するなど、チームでは二塁フレッチャー、遊撃イグレシアスとともに全23試合に出場し続けている。

 マドン監督は大谷をフル稼働させていることについて「我々は常に彼の健康状態を見ている」と、細心の注意を払っていると説明。さらに「現時点で彼は『準備ができているし状態も良い』と言っている。彼はいつ休みが必要か伝えてくれる」と、出場の可否は本人に委ねていると明かした。

 しかし、今後も「1人3役」のフル稼働を続ければ、二刀流に不具合が生じかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された