白鵬「進退の意味わかった」に透ける引退先送りの悪あがき

公開日: 更新日:

■横審の存在意義

 白鵬は昨年11月場所を休場した際、横綱審議委員会から「引退勧告」の次に重い「注意」を受けた。にもかかわらず、休場は止まらず、もっか6場所連続休場だ。

「白鵬の5月場所休場が問題にならなかったのは、あくまで7月に進退を懸けるという本人の意向をくんだもの。それを反故にされたら横審だって怒り心頭でしょう。というか、ここまでされて何も出来なければ、それこそ自分たちは無用の長物だと認めるようなもの。さすがに横審も自分たちの存在意義を懸けて、引退勧告を決議せざるを得ませんよ」(前出の親方)

 もともと潔さのカケラもない「大横綱」。悪あがきの可能性も十分ある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…