東京五輪コロナの水際対策は「絶望的なザル」ウガンダ選手陽性者増加で露呈
合宿受け入れを進めていた自治体にも波紋が広がり、ウガンダ選手団を受け入れる予定だった長野県立科町は延期を検討しているという。
政府は現在、世界各国からの外国人の新規入国を原則拒否している。しかし、五輪選手やその関係者、いわゆる「五輪ファミリー」に対しては隔離を免除する特例を採用。今年1月から6月13日に入国した「ファミリー」は2925人で、そのうち7割を超える2213人が隔離免除になっている。その影響か、ウガンダの2人以外にもエジプトやガーナなど「ファミリー」から計4人の感染が確認された。
パラリンピック閉幕までに訪日する関係者は約7万人。このまま穴だらけの水際対策が続けば、取り返しのつかない惨事になる。