国会でも追及された東京五輪“バブル方式”は必ず崩壊する

公開日: 更新日:

 7月23日の東京五輪開幕まで、50日を切った。国民世論の反対を押し切り、強行開催を狙う政府や大会組織委員会が新型コロナウイルス感染対策として掲げているのが、国内外の選手やコーチなどと一般人の接触を断つ「バブル方式」だ。

 選手らは東京・晴海の選手村と競技場を往復するだけで、完全隔離するから問題ない――というのだが、果たして可能なのか。

 7日の参院決算委では、共産党小池晃書記局長が、IOC(国際オリンピック委員会)委員などの「五輪ファミリー」の送迎車両をめぐる「バブル方式」の問題点を追及。小池議員は、送迎車両の感染対策は車内に間仕切りを付ける程度で、日本人運転手はワクチン接種やPCR検査の計画も示されていないと指摘。さらに運転手は公共の交通機関を使って通勤することになるため、「これで運転手の安全は守られるのか」「バブルで包むと言うが、バブルに大穴開いているじゃないですか」と迫ったのだ。

 送迎車両以外でも、選手の行動経路に「大穴」はないのか。1998年の長野冬季五輪を取材したスポーツ紙記者がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主