松山英樹はコロナ感染で全英欠場…東京五輪メダルどころかプレーにも暗雲
今月2日にコロナ検査で陽性となった松山英樹(29)のマネジメント会社は11日、15日開幕の全英オープンを欠場すると発表した。
松山は「ロケット・モーゲージ・クラシック」に出場中の1日に、喉の痛み、頭痛、吐き気を感じ、翌日のPCR検査で陽性反応が出て、大会を棄権。フロリダ州オーランドの自宅に戻って静養していたが、10日時点でも検査で陽性判定が出ているという。
体調がどこまで回復しているのか、今週には陰性となって、東京五輪に向けて帰国できるのか。金メダルを期待するファンにとっては気になるところ。帰国できたとしても、翌日を1日目とし、3日目の検査で陰性が確認されなければ個人練習すら認められない。1カ月近く試合から遠ざかり、いずれにしても万全な状態で東京五輪の舞台に立つことは難しそうだ。
松山は前回のリオ五輪もジカ熱や治安の不安などを理由に大会前月に欠場を表明した。特にジカ熱にはかなりナーバスだった。
「虫刺されに対して極度に強い反応が出る傾向がある」といい、実際に、過去には何度も頬を腫らしてプレーしたこともある。そんな経験から、米国在住でもコロナワクチンを接種しなかったのかもしれないが、前回はジカ熱、今回はコロナ。感染症で2大会連続で五輪欠場となっても誰も恨むわけにはいかない。