【バド】桃田賢斗に「裸の王様」と指摘する声…予選敗退は“まさか”ではなく必然だったか
「途中から自分の気持ちが引いてしまった」
言葉に力がなかった。
28日、バドミントン男子シングルス1次リーグで、世界ランキング1位の桃田賢斗(26)が世界ランク38位の許侊熙にストレート負け。まさかの1次リーグ敗退となった。
強打で攻める許の勢いにのまれ、第1ゲームで10連続失点。「流れを止められなくなってしまった」と唇を噛んだ。
2016年リオ五輪は、自身の違法賭博問題で無期限出場停止処分となり、出場できなかった。翌17年に処分が解け、世界ランク1位に立ち続けたが、何かとトラブルが付きまとった。
昨年1月はマレーシア遠征中の交通事故で右眼窩底骨折。現役引退が脳裏をかすめたという。
「バドミントン協会周辺には、『桃田は裸の王様だ』と言う声がある」
とは、放送関係者。
「桃田は今年1月にコロナ感染。本人を含めた日本代表がタイでの国際大会への出場辞退を余儀なくされた。感染したことは仕方ないが、コロナ禍での貴重な国際大会の機会を逃し、内心穏やかでない関係者もいました。今年3月の全英オープンでも、準々決勝敗退と精彩を欠く中、4月には所属先のNTT東日本の社員から契約社員へと雇用形態が変わり、事実上の『プロ契約』。お金稼ぎもあるのか、自身のYouTubeチャンネルに精を出したり、テレビのバラエティー番組にも多数出演したり……。五輪前に結果が出ない中、本来なら競技に集中するべきなのに、『周囲にきちんと注意できる人がいない』というわけです」
1次リーグ敗退はまさかではなく、必然だったのかもしれない……。