【野球】是が非でも1位予選通過!マー君より「先発・森下暢仁」を決めた稲葉監督の腹積もり
五輪初戦となる28日のドミニカ共和国戦でサヨナラ勝ちを収めた侍ジャパン。稲葉篤紀監督(48)は「非常に強い球を投げるし、緩急をうまく使う。メキシコ打線を抑えてくれる」と1次リーグ1位突破がかかる31日のメキシコ戦(横浜)で森下暢仁(23=広島)を先発させると発表した。田中将大(32=楽天)の構想もあったが、稲葉監督は熟慮の末、2年目右腕を送ることに決めた。さるNPB関係者がこう言う。
「マー君の五輪やメジャーでの経験値は誰もが認めるところ。投手陣のリーダーとしての役割が期待される。25日の巨人との壮行試合でも好投したが、全盛期の勢いはもうないし、ワクチンの副反応も出た。稲葉監督は現時点での力を考慮した上で、第2戦ではなく、日程が決まっていない決勝トーナメント初戦(1位通過なら8月2日、2位通過なら1日)の先発に回した。その後は決勝で中継ぎ、もしくはロングリリーフ要員に回る可能性が高い」
一方の森下について稲葉監督は「自分から崩れない。トップチームの経験はないが、ああいう整った選手はジャパンに必要」と惚れ込んでいる。