【ゴルフ】松山英樹「地の利」生かせずメダル逃す…コロナ感染以外にも敗因が
高校時代から会場でラウンドし、外国人プロにとって飛距離が計算しにくいラフの野芝を熟知するなど、地の利があった松山英樹(29)。
最終日は首位のX.シャウフェレ(27)に1打差2位発進と金メダル取りに絶好の位置だった。シャウフェレとはメジャー初優勝を遂げた今年4月のマスターズでも最終日最終組で戦い、競り勝っている。
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ところが、「体調が万全でなく、後半になるとバテる」(関係者)という不安が的中した。
■銅かけた7選手プレーオフで1ホール目に脱落
14番パー5で2オンに成功してバーディーを決めてトップに1打差まで迫ったが、直後の15番では1メートルのパーパットを外して後退すると、16番3メートル、17番2メートル、18番3メートルと終盤のバーディーチャンスを決められず、通算15アンダー3位タイでホールアウト。銅メダルをかけた7選手によるプレーオフも、1ホール目にボギーを叩き脱落した。