【ゴルフ男子】松山英樹はメダル圏内もコロナ感染“病み上がり”が足かせか
松山英樹(29歳・ゴルフ男子)
「メダル争いは今季メジャー覇者から出場する3選手が中心になる」
マスターズに勝った松山、全米オープンのJ・ラーム(26)、全英オープンのC・モリカワ(24)に勢いがあり、下馬評ではその3人がメダル獲得の可能性が高いというのが海外メディアの見立てだ。
メダル候補に挙げられた松山は、自国開催という地の利があり、早くから五輪強化選手に認定されてコースを知り尽くしている強みがある。米ツアーから帰国するたびに会場の霞ケ関CCを頻繁に練習ラウンドしている。しかも五輪は出場選手のレベルが高くない。
プロゴルファーの実力を表す目安となるワールドランキング(WR)では、トップ50の実力差はほとんど変わらず、米ツアーでは誰が勝ってもおかしくないといわれる。メジャーならトップ50が勢ぞろいして、激しい戦いが繰り広げられる。ちなみに松山は現在20位、ラーム1位、モリカワ3位だ。
一方、五輪ゴルフは出場選手が60人とそもそもフィールドが小さいうえ、WR50位以内は19人しかいない。200位台が11選手、300位台は6選手もいるなど、メジャー経験のない選手でも出場できるのだ。