【体操】村上茉愛が個人種目で日本女子初メダル!池谷幸雄氏が明かす「シリバス」誕生秘話

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 体操人生20年の集大成となった。

 2日、体操女子種目別のゆかで村上茉愛(24)が銅メダルを獲得。日本女子体操でのメダル獲得は1964年東京五輪の団体総合の銅メダル以来57年ぶりで、個人種目は初めての快挙となる。

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 合計14.166点の3位でメルニコワ(ROC)と並び、次に優先される技の出来栄えを示すEスコアも同点。銅メダルは2つとなった。

 村上の大きな得点源になっているのが、H難度の「シリバス」(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)という大技だ。決められる選手は限られ、村上の代名詞となった。

 村上が初めて「シリバス」を決めたのは2007年、小学校5年生のとき。決めたといっても、正確には技に挑戦したのではない。4歳から18歳まで村上を指導してきた五輪2大会連続メダリストの池谷幸雄氏はこう振り返る。

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