あなたのお悩み、何でも聞きます 前五輪パラ組織委トップによる「セクハラ相談室」
度重なるセクハラ発言で仕事を失い、隠居同然の身となっている前五輪パラリンピック組織委員会会長のジイサマ、ひとり愚痴をこぼす日々だろうと想像する。
「あ~暇だ。なんか終身名誉会長とか、ナガシマくんみたいに上座に座るような仕事はないか。肩書に『長』が付けば何でもいい。あんたは人望がない? 人望がないんじゃない、辛抱が足りんだけだ。あ~暇だ!」
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などと縁側で茶をすすってるうちに、フト思いつく肩書。
「汚名を着せられた老人の愚痴何でも聞きます。セクシュアルハラスメント相談室長」
「最初の方どうぞ。あ~、キミか。政治家として目立ちたがりで宴会部長とかやりたがるのは私と似てると思ってた。まだ70歳そこそこだろ。キミはあれだな、サービス精神が旺盛で、何かしゃべりたいが、女の前では間が持たんのだ。それで『はよええダンナもろて』だの『恋愛禁止か?』だの『ダンナはええんか?』だの、きゃ~セクハラ~~~! と若い女どもがいちばん嫌がる単語の断片を並べてしまったのがそもそも失敗のもとだ。