甲子園“コロナ感染辞退”でドラフトどうなる? 宮崎商スラッガーの取捨選択は担当スカウト次第

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 こうも長雨が続くと気がめいるね。18日の中止で計6度目の順延だ。

 選手たちはヤキモキしているだろうけど、試合をやれるだけ救いはある。オレが胸を痛めているのは宮崎商(宮崎)の選手たちさ。部内から13人のコロナ感染者が出て、濃厚接触者も多数。大舞台の出場権を得ながら、初戦に臨むことなく甲子園を去っちまった。

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 宮崎商にはドラフト指名候補のリストに載っている選手もいたよ。遊撃手で高校通算33本塁打の中村碧人だ。今年のセンバツ初戦ではドラフト1位候補の193センチ右腕・達孝太(天理=奈良)からタイムリー三塁打を放った。あの時のスカウト席は今大会と同じく各球団5人まで。球場からあふれたオレはナマでチェックできなかったから、今夏を楽しみにしていたのだが……。

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