元世界ミニマム級王者・宮崎亮さんは亀田興毅氏のボクシングジムで現役復帰!
宮崎亮さん(33歳/元WBA世界ミニマム級王者)
かつて“浪速の番長”と呼ばれたハードパンチャーが一世を風靡した。2012年から13年にかけてWBA世界ミニマム級王者の座に君臨し、2度防衛した宮崎亮さん(33)だ。階級アップのため王者を返上してライトフライ級で奮闘したが、17年8月に引退。直後の9月には公務執行妨害で逮捕され話題となった。それから4年。宮崎さんを直撃した。
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大阪・西成、宮崎さんはリングにいた。南海・天下茶屋駅から徒歩5分少々。元世界3階級王者の亀田興毅氏が会長を務める3150(サイコー)ファイトクラブだ。
「7月に正式に所属になり、コーチをしながら現役復帰です。当然、狙うのは世界チャンプ。35歳になるまでにライトフライ級あたりでベルトを巻きたい」
実は17年の引退後もグローブを手放さなかった。
「元WBA世界スーパーフライ級王者で、14年から近畿大学ボクシング部のヘッドコーチ、19年に監督に昇格された名城信男先輩からの誘いでトレーニングを続けていました。生活費? スポーツジムのインストラクターしてたんですわ」