ロッテ・エチェバリアが好守で勝利に貢献「1億円助っ人」の面目躍如
ビッグプレーが勝利を手繰り寄せた。
20日の日本ハム戦、1―0で迎えた八回裏1死二、三塁。一打逆転のピンチで、西川が放ったセンター前に抜けるかという鋭いライナーを遊撃のエチェバリア(32)が横っ跳びで、ダイビングキャッチ。これをアウトとし、ピンチを救った。
ロッテはこの助っ人の好守もあり、1―0で2試合連続のシャットアウト勝ち。この日は2位オリックスが敗れたため、22日の試合でロッテが勝ち、オリックスが敗れれば、いよいよ優勝マジックが点灯する。
勝利に貢献したエチェバリアは今季、メジャー通算37本塁打の実績を引っ提げ、年俸1億円の1年契約で入団。しかし、コロナ禍により来日が遅れ、一軍登録が4月30日にズレ込むと、5月末には右肩痛で約1カ月離脱。スタメンから外れることも多く、今季ここまで打率.180、4本塁打、20打点、出塁率.212にとどまっている。
せっかく大枚をはたいて獲得したものの、このままでは解雇必至とみられるが、この助っ人は米球界時代から、打撃よりも守備の方が評価が高い。