女子バスケ五輪銀・ホーバスHCの仰天スライド人事! 男子代表監督では“前途多難”なワケ
まさかのスライド就任となった。
21日、東京五輪で女子バスケットボール日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC)が男子日本代表HCに就任すると日本バスケ協会が発表。五輪閉幕後、ホーバスHCは「米国にいる家族のもとで少し体を休めたい」と退任を示唆していただけに、驚きの人事だ。
メディア関係者が言う。
「母国の米国からは女子代表HC就任の話も出ていたようで、もし正式にオファーがあればそちらを選択する可能性もあったそうです。ただ、ホーバスHCは日本のバスケを熟知している。日本人の妻を持ち、選手やスタッフと日本語でコミュニケーションを取れるメリットも大きい。女子銀メダルの成果を最大限に生かすには、日本が最適だったのではないか。2017年からホーバスHCを支えてきた恩塚アシスタントコーチが独り立ちして女子代表を率いる力をつけたことも後押ししたのでしょう」
とはいえ、女子で成功したからといって、男子も……とは簡単にいかない理由がある。