女子バスケ五輪銀・ホーバスHCの仰天スライド人事! 男子代表監督では“前途多難”なワケ

公開日: 更新日:

 ホーバスHCは身長差のハンディなどをカバーするべく、スピードの技術向上とともに、日本にとって不可欠なチームワークを磨いた。その上で、女子代表には選手全員が国内チーム所属という大きなアドバンテージがあった。馬瓜エブリンや三好南穂はトヨタ自動車所属、町田瑠唯、宮沢夕貴、オコエ桃仁花は富士通所属など、チームメートとして戦ってきたメンバー同士が代表に。気心知れた仲で、代表の試合以外でもしっかりとコミュニケーションを取っていた。

 一方で男子は、NBAプレーヤーである八村塁渡辺雄太が代表入りし、チーム内では「スター選手」として君臨。過去最強チームといわれたが、海外組ゆえに代表チームへの合流が遅れ、八村と豪州リーグに在籍する馬場雄大がチームに合流したのは7月13日。日本の初戦が行われた26日の2週間前だった。結果は3戦全敗。国内組とのコミュニケーション不足も惨敗の一因となった。

 24年パリ五輪に向けて課題が浮き彫りになった男子代表。女子チーム一筋の名将はどう強化するのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情