宿敵ルンビ欠場表明でも…ジャンプ高梨沙羅の北京五輪メダルには険しい道のりが
高梨といえば、「W杯で男女通じて歴代最多60勝、男女通じて歴代最多の表彰台109回、女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回」という輝かしい記録を持つ。その一方で、五輪の舞台に苦手意識があり、平昌では金を期待されながら銅にとどまった。
W杯は総合優勝が決まるまでに何度も飛ぶことができるが、五輪は4年に1度の一発勝負。国民の関心も高く、高梨はそのプレッシャーに勝てなかったといわれてきた。
一人のライバルが不在になっても、表彰台の頂上は決して近いとは言えない。