オリックス首位返り咲き 若手を開花させた中嶋監督の“メジャー土産”

公開日: 更新日:

 楽天に勝ってリーグ首位の座に返り咲いたオリックス。

 現在、チーム打率はリーグトップ(.249)。32本塁打で初のタイトル目前の杉本裕太郎(30)、巧打で1、2番に定着した福田周平(29)、宗佑磨(25)、高卒2年目ながら2ケタ本塁打をマークした紅林弘太郎(19)らの活躍が目立つ。

 19日の楽天戦は1点を追う五回、紅林の適時二塁打で同点に追い付くと、宗の2点三塁打で突き放した。

 そんな彼らを開花させたのは中嶋監督の打撃指導だという。

「中嶋監督は日本ハムのGM特別補佐時代、パドレスに留学。コーチとして傘下のマイナーを巡回していますが、そこで得たのが球を手元まで呼び込んで打つ理論だったといいます。これを選手に実践させるため、二軍監督時代に特別なバッティングマシンを導入して練習させた。その結果、選手は確実にボールをとらえられる確率が上がって三振が減り、ボールの見極めもよくなったと聞きました。三振が減ったことによって、作戦のバリエーションも増えたそうです」とはオリックスOBだ。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値