新庄さんの驚くべき視力! センターから三塁ベンチ上方の知人と「アッチ向いてホイ」

公開日: 更新日:

 練習終了後のサブグラウンド。新庄さんがテレビ局のインタビューを受けている最中に、同じグラウンドの遠く離れた場所では、外野手の万波がやはりテレビの取材を受けていた。

 時は夕方。太陽は傾き、気温も次第に下がってきた。すると新庄さんはいったんインタビューを中断、かなり距離のある万波の方を向くと、大声で叫んだ。

「大丈夫!? 風邪ひかない!?」

 取材を受けていた万波は半袖に短パン。インタビューを受けながら、はるか遠くの万波の体調をおもんぱかる姿を見て、新庄さんの超人的な視野の広さを改めて思い知った。

 新庄さんは目配り、気配り、そして洞察力にたけた人だ。選手が人知れずコッソリと練習する姿も、きっと見逃さないと思う。ファイターズの選手たちは、やり甲斐のある指揮官を得たと思う。(この項おわり)

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…