別のセ球団スカウトも太鼓判を押す。
「すでに高校3年時の清宮をしのぐ実力だと感じました。佐々木はインサイドのボールへの対応力が天才的。ボールに対して間合いが取れる上、最短距離でバットを出せる。そのスイングのスピードも驚異的です。今季首位打者を取ったオリックスの吉田正尚に近い。体重117キロとなっていますが、体は入学当初より絞れています。これから2年間でどんどん理想的な体になるし、自分で打てるポイントを把握しているから、木のバットへの対応もてこずらないはず。将来が楽しみです」
とはいえまだ1年生。両スカウトは「課題は守備」と口をそろえた。新たな怪物がどんな成長曲線を描くのか楽しみだ。