北京五輪“検閲地獄”に強靱メンタル選手もお手上げ スキー川村あんりは一部SNS投稿を削除

公開日: 更新日:

 五輪の風物詩も規制対象になるという。

 北京冬季五輪開幕(4日)まであと2日。選手村へ入った各国の選手たちがSNSにアップする現地リポートに注目が集まっている。

 選手村内は新型コロナウイルス感染拡大以前からメディア取材が認められていない場所がほとんど。そのため、世界各国の選手たちが選手村の食堂や部屋の様子をSNSに投稿すると瞬く間に拡散。五輪名物のひとつとして定着していた。

 しかし、今回の舞台は情報規制の多い中国。先月18日には北京五輪大会組織委員会がオンライン説明会で「五輪精神に反するもの、とりわけ中国の法律や規則に違反する行動や発言は特定の処罰対象となる」と“警告”。五輪の参加資格剥奪もあると牽制した。

 つまり、何でもアリ。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「中国の法律は極めて曖昧で、人々の自由な言論を取り締まるために使える」と述べている。そんな中、フリースタイルスキーの川村あんり(17)は現地の様子を発信。動画で自身の部屋や村内の食堂を撮影し、ビュッフェで食事を受け取る様子などを投稿した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」