著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

羽生結弦や高梨沙羅には同情するのに…北京五輪で高まる「反中感情」

公開日: 更新日:

 北京五輪が開催されている中国で韓国人がキレている。選手村で提供される食事のまずさに対する不満に始まり、中国の民族を代表する一人として韓服を着た女性を登場させた開会式の演出にも「韓国文化の略奪だ」と腹を立てた。

【写真】この記事の関連写真を見る(42枚)

 競技が始まってからも、ショートトラック混合リレーに出場した中国代表がビデオ判定の結果、逆転で決勝に進出し“疑惑の金メダル”を獲得したことで、「中国が不公正な判定で金メダルを盗み取った」とメディアは騒いだ。

 怒りがピークに達したのはショートトラック男子1000メートルだった。あろうことか韓国の2選手が不可解なジャッジで失格になり、金と銀のメダルは中国選手が獲得。お家芸の競技で相次ぐ“怪しい判定”に、韓国選手団はボイコットも辞さない構えを見せ、すぐさまスポーツ仲裁裁判所に提訴すると発表した。ネット上では「中国に勝つと失格になる」という言葉が飛び交い、それに今度は中国人が激怒という泥仕合に。「平和の祭典」の理念はどこへやらで、激しい場外乱闘を繰り広げているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース