「矢野監督退任」公表で揺れる阪神に追い打ち…二軍コロナパニックで競争活発化が白紙に
■一軍は3失策
一軍はこの日のヤクルト戦を9対4で勝利。先発の藤浪が好投した一方で、チーム失策数が4年連続リーグワーストのザル守備は相変わらず。内野手の木浪と小幡、佐藤輝の3人が失策を犯した。前出OBが言う。
「野手はこれといった補強がなく、若手、中堅の突き上げが不可欠。まして、遊撃の中野がコンディショニング不良、捕手の梅野が右肩違和感で出遅れていますからね。木浪、小幡あたりは奮起しないといけない立場ですが、彼らも含め、今年のキャンプはこれといった野手が出てきたとは言い難い」
矢野監督の退任発表でチームが揺れる中、コロナ禍が追い打ちをかけそうな気配だ。