阪神ドラ1右腕・森木大智は“怪物”だが…一軍定着は「3年後で御の字」
25日、コロナ禍により練習が急きょ中止となった阪神二軍で、ひときわ存在感を発揮しているのがドラ1右腕の森木大智(18=高知)だ。
23日には初めてフリー打撃に登板。ドラ4の前川右京(18=智弁学園)ら相手に計41球を投じ、安打性の当たりをゼロに抑えた。
■藤川球児が絶賛
同じ高知出身のOB・藤川球児氏からは「びっくりするような成績を収めると思いますよ、間違いなく」と将来性を絶賛され、3月の教育リーグでのデビューも検討されている。
中学3年時に軟式で最速150キロを投げ、「スーパー中学生」といわれた。早熟感のある森木ではあるが、一軍定着には時間がかかるとの声も。阪神OBがいう。
「潜在能力は非常に高いが、高校時代は2年春に左足首を骨挫傷するなど、何度か故障したこともあって、まだ十分に体が出来上がっていない。アマ担当スカウトの中にはケガが多いことで、年間通して先発ローテを守るなど、コンスタントに働けないのではないかと懸念する声もあった。じっくり育てる必要があるでしょう」