鈴木誠也にも怒りの矛先が…小柄なエース右腕は同僚への批判も辞さない
日本人ルーキーにとって頼りになりそうなのが、ベテラン外野手のジェイソン・ヘイワード(32)だ。
鈴木の加入で昨季まで定位置だった右翼から中堅にコンバート。ルーキーにポジションを奪われたが、ヘイワード本人は「外野ならどこでも守れるから心配はいらないよ」と話し、首脳陣からの配置転換を打診された際、二つ返事で了承したという。過去にも1度、中堅にコンバートされたことがあるだけに「自分のことよりも誠也をバックアップするつもりだ。彼が実力を発揮できるなら何でも協力するよ」とサポートを惜しまない。
2015年12月に8年224億円でFA移籍。打撃では期待を裏切り続けているが、守備力は健在。これまで5度のゴールドグラブに選出されており、カブス移籍後は2年連続(16、17年)で栄誉を手にしている。
自身の不振が続いてもベテランらしくベンチやクラブハウスの盛り上げ役を務めている。マドン前監督(現エンゼルス)、ロス現監督と指揮官の信頼も厚く、若手選手からはアドバイスを求められることも多いという。