<28>同学年の新庄ビックボスへ…エゴサーチよりも選手と勝負にこだわりを!
プロ野球はロッテ佐々木朗希投手の話題一色。それまで球界を席巻していたビッグボスはどうしたの? 日本ハムは私の地元球団、新庄剛志監督は同学年だから、余計なお世話と思いつつも、心配になってきた。
就任当初の歓迎ムードも、シーズンに入って苦戦が続いていることで、ちょっと雰囲気が変わってきた。プロ野球OBやファンの方の批判的な意見を目にすることも増えてきた。そもそも「優勝は目指さない」と宣言して臨んだシーズン。選手に余計な重圧をかけたくないという配慮だ、と好意的に受け止められたあの発言も、今では賛否両論。私もちょっと疑問に思っていた。
多くのファンを持つプロスポーツのトップに立つ以上、公の場で言うべきではなかったのかな。「ファンは宝物」と言っているのに矛盾する。表向きには「目標はもちろん、優勝です!」と言っておいて、選手には裏でこっそり「ああは言ったけど、優勝にとらわれず1つずつ勝っていこう」と言えばよかったのに、なんて思っていた。
■私の恩師との共通点と相違点