巨人新助っ人2人がバットで貢献し白星発進も…投手陣の悩みがますます深まるワケ
巨人が24日、セ・パ交流戦初戦となるオリックス戦に競り勝って連敗を2で止めた。
同点の八回無死一、二塁。2番のアダム・ウォーカー(30)がオリックスのビドルから125キロのカーブをしぶとく三遊間へ。これが勝ち越しの左前適時打となった。12日のDeNA戦から2番に入り、これで4試合連続安打。星野仙一監督に並んで歴代10位となる通算1181勝目をマークした原辰徳監督(63)は「(ビドルが)ストライクを取ることに一生懸命なところ。あそこはウォーカーに任せる。自分の打撃をしてくれというところで、一発で仕留めることができた」とご満悦だった。
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5番のグレゴリー・ポランコ(30)も2安打と好調だ。試合には勝ったものの、この日はわずか5安打。チーム打率.244(リーグ4位)の貧打に加えて、何より原監督の打撃優先のスタンスの中で、新助っ人コンビの存在感は増すばかりだ。球界関係者がこう言った。