日本代表「1トップ後継者」FW上田綺世の掘り出し的お値段 4連戦で活躍したら…?
2日午後7時キックオフのパラグアイ戦(札幌)を皮切りに6日のブラジル戦(国立)など代表4連戦を控えている森保ジャパン。喫緊の課題のひとつが「1トップの後継者探し」だ。
2013年7月に代表デビューを飾った神戸FW大迫勇也(32)は14年ブラジル、18年ロシアの両W杯に出場。長らく絶対的1トップとして君臨してきた。しかし、このところ年齢的な衰えにケガも重なり、今代表には招集されなかった。
そこでJ鹿島FW上田綺世(23)に注目が集まっている。身長182センチに体重76キロの偉丈夫。前線でポストプレーをこなしながら、ゴールを決めるフィニッシャーとしての能力を評価され、大迫に代わって「代表1トップのレギュラー候補」に挙げられているのだ。
「今季Jで好調をキープし、得点ランク単独トップの10点をマークして代表に合流した。体のキレなどコンディションも上々。代表4連戦の中でも特に注目度の高いブラジル戦で代表初ゴールを決めるなど活躍したら、一気に上田株がアップして欧州サッカー界からの関心度もグンと高まる。1日にオンライン取材に応じた上田は『アピールのチャンス?』と聞かれても『そんなに関係はないです。求められることは同じ。特長を出すだけ』といつものように淡々とコメントしていたが、間違いなく存在感アピールの大チャンス到来です」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)