渋野日向子は3戦連続予選落ち…プロは勝てば自信になり結果が出なければ焦りにつながる
緊張の中でティーショットをフェアウエーに置き、2打目は右からのアゲンスト風が吹く中でフェードボールでバンカー越えの狭いエリアに打てたのがよかった。
やはり、4月の「関西オープン」に勝って自信をつけたのも大きいといえます。場数を踏むことで優勝争いのプレッシャーが減るからです。比嘉はこれまで今大会は2回予選落ち。そして3度目の挑戦で優勝でした。
158センチと小柄でも振る力を持っており、スイング軌道は正確に、自分の距離感、球筋を知っています。5年シードを手にしましたが、今年の「全英オープン」に出場できるのも収穫といえるでしょう。沖縄育ちの比嘉は、風の強い中で低いボールでコントロールできます。聖地セントアンドルーズでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
PGAツアーでは、松山英樹が来週開催する「全米オープン」の前哨戦と位置づけた「ザ・メモリアルトーナメント」初日に、クラブ違反で失格になりました。本人もしっかり反省しているでしょう。プロはケガ、クラブの破損、失格などいろんなアクシデントに見舞われることもありますが、すでに気持ちは次のメジャーに向いており、これまでの経験が豊富ですから何も心配することはないでしょう。