エンゼルスが名将マドン監督の解任! 三塁ベースコーチのネビン氏が代行務める
低迷打開に向けて球団が重い腰を上げた。
1988年の同一シーズンの球団ワースト記録に並ぶ12連敗から一夜明けた8日、エンゼルスはジョー・マドン監督(68)の解任を発表。代行監督として三塁ベースコーチを務めているフィル・ネビン氏(51)が指揮を執る。
マドン氏はメジャーのお荷物球団だったレイズを強豪に押し上げ、2016年にはカブスを108年ぶりの世界一に導いた。最優秀監督賞を3度受賞した名将として知られる。20年からエンゼルスを指揮し、昨季は大谷のア・リーグMVP受賞を後押しした。
シーズン途中での指揮官の交代は大谷の起用法にも影響しそうだが、この日の試合前に会見したペリー・ミナシアンGMは「今まで通りで変更はない」と断言。「彼(大谷)は誰よりも一生懸命に努力し、自分自身に高い期待を課している」と改めて大谷の姿勢を評価した。
球団から指揮官の解任を伝えられた大谷も練習前、報道陣に対応し「全てが監督のせいでは、もちろんない。自分も調子が上がらない申し訳なさというのは、もちろんある。お世話になりましたし、本当に感謝の気持ちはあります」と話した。