T・ウッズ“金満”LIVツアー大批判の重み レジェンドの「お告げ」はカネに勝るか
それに対しウッズは、「(予選落ちはなく)賞金が保証される。稼ぐために一生懸命練習するモチベーションはあるのか。大金(の契約金)を前払いでもらい、いくつかの大会で54ホールをプレーするだけのLIVを選択することには賛同できない」と批判、新ツアーでプレーする者はプロではないと言わんばかりだった。
■神のお告げ
欧米ツアーの中には契約金と賞金がバカ高い新ツアーへの移籍を望む選手は多いとみられている。松山英樹も同日取材に応じ、LIVゴルフの参戦について言及。「噂は噂なんで。僕だけの問題ではない。興味がないわけじゃないですけど」と話した。
LIVゴルフの第2戦には世界ランキング100位内の選手が20人いた。ノーマンの勧誘によりその数は増えることが予想されている。
だがしかし、150回を迎えた全英オープンの会場は「ゴルフの聖地」と呼ばれるセントアンドルーズだ。その地でゴルフ界のレジェンドが語った新ツアー批判の言葉は重く、「移籍の歯止めになるのでは」とみる向きもある。
ウッズの「お告げ」はカネの力に勝るか。