東京五輪組織委元理事に贈収賄疑惑…2030年札幌冬季五輪招致には大打撃!
「高橋氏は『スポーツマフィア』としてその界隈で知られる。森喜朗ら東京五輪招致にかかわった人物はみな彼に頼りきっていたでしょう。高橋氏の存在は功罪両面あり、1991年の世界陸上や02年のサッカー日韓W杯は彼なしでは実現しなかったが、東京五輪招致をめぐる贈収賄疑惑で仏当局に捜査された竹田元会長は、慶応高校からの後輩で弟分。裏で取り仕切っていたのは高橋氏だといわれています」
今回、改めて五輪とカネの醜聞が浮上したことで、札幌市やJOC(日本オリンピック委員会)などが進める30年札幌五輪招致において、大打撃を受けるのは間違いない。
今回の疑惑発覚を受けてネット上では「真剣に誘致したいと思っている人には申し訳ないが、札幌は辞退で良いと思う。利権絡みは必ず出てくるし、解決されずに終わる。ちゃんと出来ないなら、やらなくていい」といった批判的なコメントが散見される。
前出の津田氏が「ノウハウを持つ高橋氏が頼りにされる可能性はあったでしょう」と言うように、国民の中で五輪へのダーティーなイメージが増幅したことは間違いない。